「真紅の美鈴」について

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甘い、うまい、中まで赤い
真紅の美鈴(しんくのみすず)

真紅の美鈴

濃く深い赤が特徴的ないちごです。
いちごは普通、熟して色が赤黒くなると過熟となり、果実は落ちてしまいます。
ところが、真紅の美鈴は黒みがかってからが食べ頃です。

色の濃さは豊富なアントシアニンによるもので、その含有量は「ふさの香」の約1.75倍、「とちおとめ」の約3倍にもなります。
見た目の珍しさ以上に栄養面でも優れた特徴を兼ね備えたいちごです。
通常、いちごは中は白いのですが、真紅の美鈴の果肉は中まで濃い赤色になります。
香りはやや強く、糖度が高くて酸味は控えめで甘いいちごです。ほんのりと独特な風味があり、甘さと酸味、香りが調和した味わい豊かな品種です。

育成経過
元千葉県農業総合研究センター育種研究所長である成川昇が、母系を「ふさの香」、父系を「麗紅」として交配し、その後代選抜系を固定して育成を行いました。
平成27年2月に品種登録され、登録番号は第23452号です。

生育特性
草勢は旺盛、草姿は立性でランナーの発生は早く葉色は濃緑色です。
南関東地方では、花芽分化時期が9月14日頃。開花期10月25日頃で、収穫期は12月中旬からです。

果実特性
果実は正円錐形、果実の大きさは果実の肥大が最も優れる時期の第2果房の2~3番着果の果重平均24g、果皮色は濃赤色、果肉は中まで赤いです。
糖度は11.7度前後、酸度は0.56度前後、糖酸比は20.9で、「とちおとめ」や「ふさの香」よりも高く、常に甘く感じます。
濃赤色の色素であるアントシアニンは抗酸化作用を持ち、「真紅の美鈴」100g中約35mg含まれており、その含有量は「とちおとめ」「ふさの香」よりも多くなっています。
また、ビタミンC含有量も「真紅の美鈴」100g中約79mgと「とちおとめ」「ふさの香」よりも多くなっています。

栽培について
栽培にあたっては育成者である成川昇と許諾契約を結ぶ必要があります。
詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせContact

ナルケンいちご園は成川昇が営むいちご農園です。
「真紅の美鈴」を開発した他、現在も新品種の開発に取り組んでいます。

TEL.080-1093-0145

営業時間 11:00~16:00
定休日 不定休

〒299-3233 千葉県大網白里市永田2728-27

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